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2009.03.19(木)

つむじ風食堂の夜/吉田篤弘

つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)
(2005/11)
吉田 篤弘

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レトロな雰囲気の薫る月船町の十字路にひっそりと店を構える、通称:つむじ風食堂。
つむじ風食堂に集まる人々の、少し擦れ違っているお話。

 

初めて読むのに、どこかで読んだ気がする懐かしさの漂う物語。
舞台となる食堂が、「パリの裏町のビストロ」を意識しているからか、どことなく西欧的な運び。

 

先を知りたくてページを捲る作品ではなく、手元に置いておいて、ふとした時に手に取り、その時の気分で開いたページを読んでみたくなる。

 

きっと、いつかのどこかに、この食堂はあったのだ。

 

written by 渚儚

│posted at 15:12:35│ トラックバック 0件
2009.03.13(金)

パイロットフィッシュ/大崎善生

パイロットフィッシュ (角川文庫)パイロットフィッシュ (角川文庫)
(2004/03/25)
大崎 善生

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深夜2時に鳴る電話。
相手は19年前に付き合っていた、かつての恋人。
その恋人の声から引き出される3年間の記憶。

 

重度のアルコール依存症に侵された高校時代の友人。
学生時代にアルバイトをしていた喫茶店のマスター。
就職先の出版社の上司と同僚。
そして、突然音信不通になった恋人。

 

19年ぶりの電話での会話が、
「わかる?」
「わかるよ」
だったり、
「本作りの基本中の基本というか原理原則がエロ雑誌には集約されている」
とか、『傘の自由化』の件など、印象的な断片が多く散りばめられている。

 

身体の奥底に沈下している記憶が、些細なきっかけで浮上する。
人はそれに一喜一憂し、心乱される。
人の儚さ。
一生の儚さ。
痛みこそ証。
生きた記憶。

 

written by 渚儚

│posted at 22:15:16│ トラックバック 0件
2009.03.07(土)

日曜日の夕刊/重松清

日曜日の夕刊 (新潮文庫)日曜日の夕刊 (新潮文庫)
(2002/06)
重松 清

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タイトルから『重松ワールド』の匂いがプンプンする本書。

「あれ……日曜日に夕刊て、あったっけ?」的な想いが一瞬でもよぎっちゃったのなら、その時点で著者の思惑通り。

家族全員が食卓を囲む日曜日の夕食時にあってほしいお話の数々。

 

本書は全部で12本の短編を収録してある。

その全てが見事としか言いようがないほど素敵なお話なのだが、中でも個人的には『チマ男とガサ子』と『卒業ホームラン』が特に好きかも。

いや、『後藤を待ちながら』も『柑橘系パパ』も沁みるし、『サマーキャンプへようこそ』もほろりとしちゃうし……。。。

うん、読めばわかる。

間違いなしの鉄板な本書。

 

こんな素敵な物語が日曜日の夕方に届けられたのなら、きっと月曜日からも頑張れるんだろうな。

 

written by 渚儚

│posted at 01:32:29│ トラックバック 0件
2009.03.01(日)

常夏日和/懐夏渚儚

常夏日和常夏日和
(2008/12)
懐夏 渚儚

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『素晴らしき哉、人生!

何を見て、何を感じるかは千差万別。

ただ、心持ちひとつで、毎日の豊かさは大きく変わってくるはず。

明日から、少しだけいつもと違う自分になれるかもと思わせてくる、

幸せのかけらを集めたエッセイ集。』

(帯文より引用)

 

実は私、渚儚が2009年元日に本を出しました。

常夏日和』とゆータイトルのエッセイ集です。

日々生活する中で感じたことをつらつらと綴ったものです。

普段、当たり前すぎてその大切さに気付かないことの多い中で、改めて自分の周りを見つめ直して感じたことや、想ってるけど言えないこと、応援したいことを書きました。

ちょっち恥ずかしいですが、全部本音です♪

 

渚儚の本音が気になった方、可愛い装丁が気に入った方、興味を掻き立てられた方、さらにはお時間のある方、ぜひ読んで頂けたら嬉しいです。

あ、このCMを気に入って下さった方もお願い申し上げます<(_ _)>

 

■枯れすすき作:『常夏日和

http://cmizer.com/movie/26547

 

written by 渚儚

│posted at 00:00:00│ トラックバック 0件
2009.02.23(月)

島津奔る/池宮彰一郎

島津奔る〈上〉 (新潮文庫)島津奔る〈上〉 (新潮文庫)
(2001/05)
池宮 彰一郎

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これ昨日、電車の中で最終章(残り30ページ位)きちゃったからあえて本閉じたよね。

隣のおっさんまだ18時すぎなのに、もー酒くせーし(ベロ酔い)、島津維新入道義弘の最後はひとり寝室で迎えたかったからね。

 

読み終え、本を静かに閉じた瞬間、こみ上げる興奮に思わず、「チェストー!!」と叫んでもーた午前1時。

そしたら下の廊下にいたまろ(犬)が、ダダダって階段駆け上がって布団にとっこんできたよね。

かわいーよね。

しかもこいつ降りれないんだよね。

かわいーよ、もーなんつーか無償にかわいい。

 

この本もそういった問答無用に感極まるものがある。

草食系とか言われてまんざらでもねー風な、女の子みたいな、いー匂いただよわしてる男性のポストに入れておきたいものです。

刀も差せなくなり133年が過ぎた今、ナニも立てずになにが男か!

けしからん!

 

あっ!

何かごめんなさいね。

 

※追伸:内容まったく書いてねーけど、俺の心のコスモを感じてくれ!

頼む!

 

written by つぶ貝

│posted at 21:58:41│ トラックバック 0件
プロフィール

Author:渚儚
 
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■好きなジャンル:ヒューマン、エッセイ
■好きな作家:重松清、森絵都、福田和也

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■好きなジャンル:歴史小説
■好きな作家:藤沢周平、司馬遼太郎

■名前:枯れすすき
■好きなジャンル:ヒューマン、ミステリー
■好きな作家:遠藤周作、有栖川有栖、重松清

■名前:ハルコ
■好きなジャンル:時代物、ノンジャンル
■好きな作家:司馬遼太郎、桐野夏生、三浦綾子

■名前:ムチパン
■好きなジャンル:サブカル
■好きな作家:みうらじゅん、リリー・フランキー

■名前:桃缶
■好きなジャンル:エッセイ、ファンタジー
■好きな作家:さくらももこ、宮沢賢治

■名前:国境線(ボーダーライン)
■好きなジャンル:ミステリー、短編小説
■好きな作家:東野圭吾、星新一

 
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